新宿武蔵野館
(HPはこちら)
新宿武蔵野館
☆
新宿東口と南口の間。飲み屋と洋服店が割拠するこのエリアに古くからある映画館が新宿武蔵野館。
一見分かり辛いチケットカウンターとエレベーターですが、新宿で銀座のミニシアターのような作品を見られる珍しい映画館。それでいて、メジャー作品も取り扱っています。
高校のときに何度か訪れていますが、友人に誘われ、改めて行って来ました。
JR新宿駅東口を出て、真っ直ぐ(ランキンランキンが角にある通り)ルミネエスト(旧マイシティ)を突き進む。
突き当たりに左右に伸びる階段があるため、右手側を上る。目の前にCOMME CA STOREがあり、
その先にメガネスーパーがあるので、その間を曲がる。
すぐ右手側に新宿武蔵野館のチケットカウンターがある。
小さいが、映画のポスターが掲示されているので分かりやすい。
迷ってしまったら、「東口のコムサ」と聞けば伝わるだろう。
また、ルミネエストを出たところからメガネスーパーの看板を探すのも手。
ビルの上に大きな看板があり目立つ。東口といっても、アルタ・歌舞伎町方面ではないため注意。
http://shinjuku.musashino-k.jp/address.php
行った日
2009/12/30
見た映画
イングロリアスバスターズ
見たスクリーン・座席
スクリーン2 2列目左側通路から2番目
経営スタイル
単館
スクリーン数
3
座席数
順に、133、84、84。
音響設備
順に、DDEX、DSR、DD
館内の綺麗さ
小さなチケットカウンターと薄暗い廊下・階段が示すとおり、綺麗な劇場ではない。
かといって、品があるわけでもなく、雑多な雰囲気は新宿らしい。
ただ、汚いわけでもなく、しっかりした造りで清潔には保っている。
ロビーは広く、ここで入場待ちをする。椅子はないため、一人だとなかなか辛い。
ロビーの隅でドリンク&フードのカウンターがあり、入り口でパンフレットを売っている。
グッズ販売はほとんどなし。
トイレの綺麗さ
ロビーの印象よりも綺麗で使用できる。ただし、狭い。
スタッフの印象
無愛想でぶっきらぼう。
椅子の座り心地
新しめでしっかりしたもの。座り心地も丁度よく、背もたれもやや寄りかかり気味で観られる傾斜。
ただし、幅は狭く隣とぴったり。前列との幅も狭い。
荷物掛け、カップホルダー、傘たてがある。
どこが見やすいか
全席自由席で立ち見有り。
なのだが、チケットの購入番号順に10人ずつ呼ばれるため、好みの位置を取るのはなかなか困難。
また、傾斜がほぼないため、観やすい席も決めづらい。
ただし、かなり細長い劇場でスクリーンも小さいため、なるべく前の方を選んだ方がいいだろう。
前列と被ることも大いにあるため、あまり拘ってはいけない。
逆に、二人で行って受付で「ばらばらになる可能性が」といわれても、隣同士を取れる可能性もある。
フード感想(POP&COKE)
ポップコーンは、塩味はいいのだが固い。まあ、一般的な市販品。
コーラは、炭酸がしっかり効いていて美味しい。共に200円。
画質・音質
スクリーンは小さく、細長いシアターなので後方では十分な迫力がないであろうと思われる。
画質・音質共に、必要十分は満たしているが、期待はしてはいけない。
POINT・お得情報
水曜レディースデイ1000円
レイトショー1300円
高校生3人以上で一人1000円
伊勢丹アイカード提示で-300円
公式HPのクーポン -300円
また行きたい度(5段)
☆
☆総合評価☆
新宿らしい単館であり、絶妙なチョイスの作品を数多く上映するこの劇場は、貴重な存在でることは確か。
単館系からロードショーものまで幅広く扱う姿勢は、大変素晴しい。
しかし、ロビーが広い割りにとても狭いスクリーンに座席、細長すぎる造りと、映画を観る環境として考えるといささか好きになれない。
名画座のように低価格でみれるわけでもないので、鑑賞環境もそれなりのものを要求するのは観客としては当然で、残念ながら、個人的には、もう足が伸びることはないであろう劇場。
と、初回から思いつつも、結局上映作品によって数回行ってしまっていますが。
ハードの不利をソフトのチョイスで補っている、経営上手な劇場であると感じます。
女性ならば、レディースデイ1000円、と思えば、そこまでの不満は感じないのではないでしょうか。
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